2021年7月15日 NHKで放送された「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ 「“腸内細菌” 見えない支配者たち」で放送された腸内細菌のはなし。最近、腸についての話題になっています。
私は、2年頃前から第二の脳と呼ばれる腸について興味を持ち、ヨーグルトや発酵食品を摂りはじめています。
もくじ
腸内細菌を意識しはじめた理由
私は、アレルギー性鼻炎なので、からだの免疫力をアップさせたい。テレワークになってお通じがよくないから、快便できるようになりたい(笑)。と思ったからです。
現在は、納豆を1週間に3回、キムチは1週間に6回、ヨーグルトを1週間に2回食べています。腸内環境を改善したい思いからですが、少し取りすぎですかね。笑
しかし、いつも疑問に思うことがありました。
ヨーグルトの乳酸菌は、意味がない?
ヨーグルトと言っても販売されているヨーグルトの種類が多すぎて、どのヨーグルトを買おうか困りますよね。
そこで、私が普段スーパーやコンビニで買っているヨーグルトをご紹介します。
ヤクルト ソフールの「乳酸菌 シロタ株」
スプーンでヨーグルトをすくうと、程よい弾力があります。
味は少し甘いヨーグルト。お子様から年配まで、おいしく食べられるヨーグルトです。
ソフールには、生きた乳酸菌 シロタ株が1個に10億個以上入っています。
シロタ株とは?
ヤクルトのシロタ株の研究レポートでは、睡眠の質とストレス軽減につながる結果が出ています。
睡眠の質を高めたい方や普段仕事や家事、育児、コロナ禍によりストレスがたまっている方におすすめできるヨーグルトです。
Yakult1000
「ヤクルト」と言えば、2021年4月から通販で販売されている「Yakult1000」(ヤクルト1000)もおすすめです。
発売された4月から7月ごろまでは、あまりの人気に生産が追いつかず販売再開を待っていました。この時は、ヤクルトの公式通販サイトでも買えませんでした。
Yakult1000は、通常のヤクルト(1本あたり65ml)より大容量(1本あたり100ml)になっています。約2倍の容量になっており、しっかり飲みたい方にはおすすめです。
そして、Yakult1000の中には、睡眠の質とストレス軽減、腸内環境改善が期待できる「乳酸菌シロタ株が1000億個」も入っています。
Yakult1000は、機能性について、消費者庁長官に届け出ているので「機能性表示食品」となっています。とても安心ですよね。
小岩井 生乳100%ヨーグルト「ビフィズス菌BB12」
スプーンでヨーグルトをすくうと、トロっとした液体に近い状態です。液体と固体の中間のようなイメージです。
味は商品名のとおり乳の味がします。酸味は強くありません。癖がないヨーグルトです。
腸へダイレクトにビフィズス菌が届くような感じがします。シンプルな原材料ですし、効果が期待できるかもしれないと思って食べています。
小岩井 生乳100%ヨーグルトは、麻婆豆腐のあんかけみたいに、とろみがあり液体に近いので、短時間でヨーグルトを食べたい方、朝忙しくて時間がない方におすすめのヨーグルトです。
グリコ のBifiXヨーグルト「ビフィズス菌BifiX」
グリコ のBifiXヨーグルトの「ビフィズス菌BifiX」
は、スプーンですくうと程よい弾力があり、酸味が弱く少し甘い味です。
特にお子さんに人気のヨーグルトのようです。
グリコのブランドサイトを見ると、このヨーグルトには、100%野菜由来の食物繊維が入っており、「ビフィズス菌BifiX」は、「世界シェアNo.1※の食物繊維」のヨーグルトです。と記載されています。
※水溶性食物繊維市場におけるシェア
ヨーグルトを美味しく食べたい方、甘みが欲しい方にはおすすめです。
ダノン BIO「ビフィズス菌 BE80」
「ビフィズス菌 BE80」のビフィズス菌は、胃酸や腸液の中でも強く、生存率が高いというのが特長です。しかし、このビフィズス菌は腸にとどまらず、排せつされてしまう菌なので継続することが重要です。
プレーンタイプで砂糖不使用の2タイプの種類があります。
まだ食べたことがない方や今食べているヨーグルトに飽きた方は、ヨーグルトの違いを知るチャンスかもしれないので、まずは14日間続けてみるのもいいかもしれません。
ちなみに毎年8月10日はダノンBIOの日です。
Bが数字の8、Iが数字の1、Oが数字の0ですね。
明治ブルガリアヨーグルト「乳酸菌 LP81」
青と白色のパッケージ、容量400gで
スーパーやコンビニでよく見かけるヨーグルトです。
このヨーグルトは、特定保健用食品のヨーグルトです。
明治ブルガリアヨーグルト「乳酸菌 LP81」の特長といえば商品のラインナップが豊富なところです。
プレーン、脂肪ゼロプレーン、カルシウムと鉄、甘みつき、ブルーベリー味、イチゴ味、うめ&フルーツミックス、白桃、低糖、白桃ミックス、芳醇イチゴ、アロエ、4種類の味わいベリー、フルーツミックス、レモンミックス、はちみつ。
なんと16種類もありました。ヨーグルトの味がこれだけのバリエーションあると飽きないですね。
ヨーグルトを続けたいけど味に飽きて断念する方におすすめです。
森永ビヒダスヨーグルト「ビフィズス菌 BB536」
白いパッケージに親しみやすい「ビヒダス」ロゴでおなじみのヨーグルトです。こちらもコンビニ、スーパーでよく見かけます。
このヨーグルトは、甘さがないプレーンタイプです。
森永ビヒダスヨーグルトの特長は、50年の研究成果がつまったヨーグルト。
現在発表されている「ビフィズス菌 BB536」の研究論文の数は200を超え、「ビフィズス菌 BB536」は、約30か国以上で食品に使用されており、今後も世界で期待されているビフィズス菌です。
クセが少なくパクパク食べられるヨーグルトです。プレーンヨーグルト好きな方におすすめです。
わたしはこれまで、いろんな種類のヨーグルトを食べてきました。
気になっていることは、人によってヨーグルトに入っている乳酸菌との相性があると言うこと。
自分と相性が悪い乳酸菌やビフィズス菌とは?
もしかしたら、食べたヨーグルトは腸には何も作用していなくて時間とお金の無駄になっているのではないか?
ヨーグルトを食べ続けている方は、ヨーグルトの効果(善玉菌が腸に届いているのか)が気になってるのではないでしょうか。
そこで発見したサービスがあります。
サイキンソー社の腸内フローラ検査「マイキンソー」
自分の腸内細菌の種類と腸内細菌の割合を検査してくれるサービスです。
これで乳酸菌の量が一般的な数値より低い結果だとすると、もしかしたら今食べているヨーグルトは変えた方がいいかもしれないという判断材料になりそうですね。
私は、1回目の腸内フローラ検査してから半年後に2回目の検査をしました。
今まで謎だった自分の腸内細菌の種類と割合が把握でき、逆に足りない腸内細菌を知ることができました。
今までは、何となくからだにいいと思っただけで食べていた食品を、しっかり意識して食品を選んで食べるようになりました。
あやふやなものを数値化すると、次の行動が起こしやすいので、とてもいいです!
とにかく自分の腸内細菌の多様性と割合を知るだけでもとても面白いですし、これまで目を向けていなかった食品に対して興味を持つきっかけになりました。
腸内フローラの解析結果発表
検査結果の中からいくつかピックアップして掲載します。
1.腸内細菌の多様性 スコア
●一般的な平均値:5.75 / ●結果 1回目:6.09 2回目:6.34
上の画像にあるアドバイス通り、多様性は平均的な数値でした。
半年で1回目の検査よりも少し増えたことはうれしかったです!
現在は、腸内細菌は種類が多いほどいいと言われていますのでプレバイオティクス(食物繊維など)を積極的に摂っております。
2.腸内細菌割合
上の画像で、上のグラフが私の腸内細菌割合、下が平均値です。
ざっくり見ると、大きく割合を占めているのは、棒グラフ 水色部分の「ファーミキューテス門」。
「ファーミキューテス門」 とは、「乳酸菌」「ウェルシュ菌」などが多く含まれる菌種のようです。意識的に乳酸菌を摂った結果がきちんとグラフに出ていました!ヨーグルトやキムチを定期的に食べていたことは、無駄じゃなかったということですね。うれしいです!
3.エクオール産生菌
●一般的な平均値:0.06% / ●結果 1回目:0.16% 2回目:0.51 %
エクオール産生菌とは、
大豆イソフラボンから作られる成分で「豆腐」「納豆」「豆乳」などから摂取するのがいいようです。
エクオール産生菌は、更年期障害(いらいら、手足のしびれ、不眠、食欲不振など)の軽減や加齢とともに減少する骨密度を高めてくれること(骨折をしにくくなる)、高血圧や糖尿病の予防にもなるようです。
4.ビフィズス菌
●一般的な平均値:1.4% / ●結果 1回目:0.06% 2回目:0.81 %
1回目の検査より増えてますが、一般的な平均値を下回ってます。
ビフィズス菌とは、
免疫力の向上、動脈硬化の予防、コレステロール値の低下などで知られています。
花粉症などアレルギー症状の改善にも効果があると言われているようです。
ビフィズス菌は意識して過度に摂りすぎないよう注意しながら摂取する必要がありそうです。