株初心者、240万円の資金で1年2か月ほどで利益が113万円。利確はしていません。
私は、2017年から投資に興味を持ち始めました。
銀行の口座にお金を置いているだけなら株式投資などにまわして、利益を出す仕組みを作っていたほうがいいと思ったからです。
株式投資を始める2019年12月前の2017〜2019年11月までの約2年間は、比較的リスクが低いと感じていた投資信託の商品を買ってました。
投資信託を2年続けて感じたことは、毎月5万円を投資しても利益が思ったより少ないと言う事です。
投資信託より個別の株式投資の方がもう少しいい結果を出せるのではないかと思いました。
しかし、株式投資について知識がない状態でいきなり投資するのでは、ギャンブルに近い状態になるので、まずは、基本的な経済用語や株の投資について勉強をしようと考えました。
初めに実践したことは、株式投資についての本を読むことでした。
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!著者の山崎元さんは、東大卒で長年、証券会社勤めなので、知識と経験が豊富です。
この本は、株式投資の初心者が質問、山崎元さんがアドバイスする対話形式になっています。初心者にもわかりやすい形式で説明がされているので一気に読めると思います。楽天証券で販売している商品に誘導するようなことはなく、本音でお話されていると言うことがとても好印象です。
私は、この本をきっかけに山本元さんのファンになりました。ほかの投資本を読んでいくとわかりますが、ネットの動画で見た方がわかりやすい事を書かれたり、当たり障りのない実践的ではないアドバイスが多いです。この本はしっかりした内容の本です。
全く株式投資について知らない方には必ず読んでほしい本です。
10万円から始める高配当株投資術―――低リスク、低予算で1億円儲ける方法
著者の坂本彰さんは、リーマンショック前に15万円から株をはじめ、2017年に億の資産を築かれています。
坂本彰さんは、とても真面目な性格の方で株についての情報収集に、経済新聞や書籍などはもちろん、図書館に足を運んだり、株主説明会やIRイベントへ積極的に参加し情報を引き出すなど地道に活動されている方です。YouTubeでも活躍されています。YouTubeの動画では、おすすめの個別株などをメインに紹介をされています。平日はほとんど毎日配信されていますのでこちらもチェックしましょう。私は3年ぐらいお世話になっています。
この本では、「60歳から確実に増やす29の極意を紹介」といった内容がありますが、年齢は関係なく、内容は株をはじめるために必要なこと、心構えなど坂本彰さんの株式投資の哲学が詰まった本となっています。
株初心者の方には一読していただきたい内容です。
また、2021年8月31日に坂本彰さんの新刊が出るようです。
【Amazon.co.jp 限定】一生働いても貯められない1億円をすごい小型株に投資してつくる本(特典:限定動画「2021年末にかけての相場予想と株価シナリオ」データ配信
次の大化け小型株予想「次世代産業」「政策テーマ」、株価が上がる前兆の捉え方、失敗するときのパターン、小リスクで利益を出す方法などについて執筆されています。
2021.9.4に本が届きました。
2021年8月31日に発売された、坂本彰さんの「すごい小型株に投資してつくる本」
発売後、大反響ですぐに重版になったようです。
1日あれば、じっくり読めると思います。
坂本彰さんの「すごい小型株 に投資してつくる本 」を読んで、よかった点をまとめてみました。
1章 小さく始めて大きく増やす極意
投資額18万円の株が900万円に膨らんだ話には驚きました。
株価が50倍ってすごいですよね。テンバガーでもすごいことなのに
50倍です。小型株の中から経常利益などの数字や今後の見通し、事業内容に独自性があるかを自分の力で調べ上げ、段階的に投資するような手法だそうです。
いざ実践しようとすると、とても大変です。何が大変かというと、小型株の数が結構あります。例えば、企業のチャートを見て少しずつ右肩上がりの企業を対象とするなど、自分で基準を決めて絞り込みを行う必要があります。
私は、会社四季報を利用していますが、まったく知らない企業で面白い事業を発見できたり、実は通勤途中に見かけるビルの中にある企業だったりとプラスになる発見がたくさんあります。
ちなみに小型株と低位株は違います。
小型株は発行済み株式数の少ない銘柄で株価も高いことが多いです。
低位株は株価の安い銘柄です。
小型株は値動きが軽く、上がる時は一気に上がり、下がるときも一気に下がります。
値動きが重い&大型株に多いのが低位株です。
2章 次の大化け小型株は「次世代産業」から誕生する
この章では、次世代産業を9つに分けて、坂本彰さんが調べ上げた注目の20銘柄をピックアップされています。
かなり貴重な情報です。他の株の投資本は、具体的な銘柄が載っていなかったりします。
ここでのポイントは、銘柄を箇条書きにしているのではなく、どうしてこの銘柄が注目銘柄なのかといった理由、坂本彰さんなりの仮説がしっかり書かれています。
公開されている企業の経常利益などの数字の大小やグラフの上下の向きは判断できますが、自分で仮説を立てて考える作業が大変です。株の投資で成功している坂本彰さんの仮説の立て方を教えてもらえることになりますから、かなり貴重な本だと思います。
自分の仮説を信じることも大切ですが、他の人の違った視点を見ると、とても新鮮です。私は、坂本彰さんがおすすめする注目銘柄はすべて四季報でチェックしましたし、自分はこの銘柄だったら競合であるこの銘柄が違った点で成長すると思うなど、視野が広がりました。
3章 次の大化け小型株はこの「政策テーマ」から誕生する
この章では、政策テーマを6つにわけて、坂本彰さんが注目する20銘柄が紹介されています。ここでのポイントは、経済新聞やニュースを見ていないと気づかない銘柄が多いことです。現在コロナ禍ですが、2021年9月「デジタル庁」が創設されましたが、これによりどういった銘柄に期待できるのかなど自分の考えがないと気づかない銘柄です。
私は、経済新聞を1年購読しましたが、内容があまり入ってきませんでした。
現在は、テレビ東京の番組がいつでもどこでも観られる「テレ東BIZ」の有料会員です。
朝は、その日のモーニングサテライトを視聴し、23時30分ぐらいにその日のワールドビジネスサテライトを視聴しています。わからない経済用語が出てくるので経済用語辞典をそばに置いてます。笑
4章 株価が上がる前兆の捉え方
この章では、坂本彰さんが実践していることの中で、私もすでに実践していることが多くとても共感ができました。自分に自信が持てたのでとてもいい章でした。
5章 失敗するときはだいたいこのパターン
損切りついては、1年目にできるようになりました。初回の損切りは、勇気が入ります。
例えば、10万の損失が出ると思うと、なかなか手持ちの株を売却できないんです。あとは性格の問題で負けず嫌い、負けを認めたくないタイプの方はなおさらだと思います。
損切りには、タイミングもあると思いますが、私の場合は損切りをできるようになって、他の銘柄を購入し、何倍もプラスにできました。
損切り以外にも坂本彰さんが失敗パターンを7つ解説しています。私が未だに制御できないパターンもあったので、貴重な情報でした。
6章 リスクを最小限にして確実に勝つ方法
こちらは、私が実践していない手法がたくさんありました。ある程度利益が増えた場合、少しづつこの手法を利用しようと思いました。
株の投資 初心者の方から長年株の投資をやっている方まで幅広い方に読んで損はない本だと思いました。
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